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人生の中で一番濃い時間!インディアナでの留学記

氏名: SONOBE YUKIさん

青学での学部・学科  文学部 英米文学科

留学した国 アメリカ

留学した大学  University of Evansville

留学先の専攻  Communication

期間  一年(2014年8月から2015年5月)

留学開始時の学年 3年生

勉強したのは IELTS

Q1 ざっくりまとめると、どんな留学生活でしたか?

世界中に友達ができました!

Evansvilleはとても田舎町で、大学の周りには電車もバスもほとんど走っておらず、車がないとどこにも行くことができません。しかし、そのおかげで友人と一緒にキャンパス内で過ごす時間がとても多く、親密な関係を築けたと思います。友達と一緒に勉強したり、料理を作ったり、夜中までおしゃべりしていたりしていくうちに、自然と距離が縮まっていきました。素敵な友達がいたから、何もない田舎町でもあまり退屈せずに過ごせたと思います。

今年の夏休みには留学中に仲良くなったアメリカ人、サウジアラビア人、韓国人、中国人、タイ人の友人が日本に遊びに来て、案内しながら一緒に観光したり、食事をしたりしました。住んでいる場所はバラバラであっても、帰国後もこうやって連絡を取り続けて、一緒に楽しめる仲間は一生の宝物です。

Q2 通っていた大学や地域の自慢をしてください。

University of Evansvilleはインターナショナルスチューデントに対するケアがよく行き届いたとても素敵な大学です。最初のオリエンテーションウィークはインターナショナルスチューデントのためだけに行われ、それを通して友達も作りやすかったし、そこで寮に関することからレジスターのことまで全てのことを丁寧に説明してもらえました。たくさんのボランティアの学生がいて、すぐに分からないことが聞ける環境が整っています。教授やスタッフ、学生もみんないい人ばかりです。

場所は田舎で小さな大学なので遊びに行ったりできるスポットは少ないし、都会の生活に慣れていると少し退屈で寂しく感じることもありましたが、大学やクラブが企画するイベントもたくさんあり、それらに積極的に参加すると交流の場も広がり楽しみも増えます。

全校生徒が約2500人の小さな大学だからこそ少人数制の授業も多く、教授と学生との距離がとても近かったように感じ、自分のペースで真面目に勉強したい学生に向いていると思います。本当にアットホームで一つの大きな家族のようなこの大学が私は大好きでした。

Q3 留学中の天国と地獄について教えてください。

天国… 様々な国からやってきた人と友達になったり、アメリカ国内をいろいろ旅行したり、毎日が新しい出会いと発見でいっぱいでした。

地獄… 留学中私が一番恋しくなったのは、家族や友達ではなく日本食でした(笑)ほとんどの食事はキャンパス内のカフェテリアで、ビュッフェスタイルで好きなものを食べられて不味くはないけど、飽きてきます。小さな街なのでちゃんとした日本食レストランも1軒しかなく、しかも高いです。たまにインターナショナルマーケットで日本の食材を買って日本食を作って食べていました。

Q4 休みの日は何をしていましたか?(ふつうの土日と長期休暇)

土日は日本料理を作って、みんなに振る舞ったり、映画を見たり、友達と一緒に遊んで過ごすことが多かったです。それから、大学のクラブが企画するアクティビティなどにも週末によく参加していました。テントの中で寝てキャンプをしたり、ラフティング、シューティングをしたり、初めて経験することも多く、その中で楽しみながら友人の輪も広げていくことが出来ました。

長期休暇にはアメリカ国内をたくさん旅行しました。私の大学はとても田舎な所にあったので、長期休暇に都市へお出かけするのが私の楽しみの1つでした。ラスベガス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、オーランド等、いろいろな所を旅行して、それぞれの都市でそれぞれの雰囲気などを味わうことができて、とても素晴らしい経験だったと思います。

Q5 行く前と、帰国後に感じたギャップがあれば教えてください。(どんなギャップ

でも可)

そこまで衝撃的なギャップはなかったと思うのですが、もちろん1人1人がみんな違っていて、日本とは全く違う環境で育ってきて文化や宗教なども全然違う友達であっても、異なる所もあれば、逆に似ている所もたくさん見つけられました。

それから、アメリカにいて、1人の“留学生”として見られているよりも、1人の“学生”として見てもらっていることの方が多いように感じました。日本だと海外の方がいらっしゃると、○○人だ、となることが多いように感じますが、国籍などは関係なく1人の人間として見てもらっていることが嬉しかったです。

Q6 忘れられない事件や思い出はなんですか?

冬休みにキャンピングカーを借りてアメリカを横断しようというエジプト人の友達にジョインし、ほぼノープランのまま旅に出発したところ、途中でトラブルがあり、キャンピングカーを借りることができないということになり、旅の計画を一から立て直さなければいけなくなりました。

中国、韓国、エジプト、レバノン、日本、と国籍も異なるメンバーだったため価値観の違いから何度かもめてしまい、険悪なムードになることもありました。泊まる宿が前日まで決まらなかったり、バスの中で一晩過ごしたり、車のトランクの中に入ったり、、、本当に大変なこともたくさんありましたが、もちろん楽しいこともたくさんあり、今では笑い話になるような良い思い出です。

しかし、みなさんは旅行の計画は出発前に入念に立てておくことをおすすめします(笑)

Q7 留学に行こうか迷っている青学生にメッセージをお願いします!

少しでも留学に行きたいという気持ちがあるのならば、迷わず挑戦してほしいです。私は高校生の頃から長期で留学することが夢であったはずなのに、いざ大学に入って4年間で卒業するために留学ができる最後のチャンスに選択しなければならなくなった時、お金のこと、不安な気持ち、様々な思いが自分の頭の中でグチャグチャになり、また短期留学すれば良いかな、大学を卒業してからでもまた行けるチャンスがあるかな、とギリギリまですごく悩んで、自分の夢を諦めかけていました。

留学を決めてからも、出発するまでずっと留学ブルーでした(笑)しかし、向こうに着いてからは毎日が楽しく、日々たくさんの刺激を受け、10ヶ月が本当にあっという間に過ぎてしまい、もっとステイしたいという気持ちがとても強かったです。

新しい人、もの、場所にたくさん出会い、それでもまだまだ足りず、さらに英語力を伸ばしていろいろな会話がスムーズにできるようになりたいし、もっともっと世界のことを知りたい、学びたい、と思うようになりました。

今は、あの時思い切って一歩踏み出して本当に良かった、と胸を張って言えます。もし自分に留学するチャンスがあるのならば、絶対にえいっと世界へ飛び出してみるべきです!

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